近年、犯罪認知件数は減少しているものの依然としてその数は多く、
また生活者の犯罪不安も大きなものがあり、防犯対策の強化が必須となっています。
積水ハウスでは住宅での対策として「見える防犯」、「守る防犯」、「知らせる防犯」の3つの視点から
防犯住宅を考えています。
防犯合わせガラスや2ロックのような侵入を防ぐ「守る防犯」を標準仕様とし、
狙われにくくするための「見える防犯」という視点を加えた「防犯プラス仕様」、
お客様のニーズに合わせた防犯対策を提供する「カスタマイズ仕様」を用意することで、
具体的な設備機器による防犯対策から警備会社との連携によるホームセキュリティサービスまで、
さまざまな対策を進めています。
性能表示制度に対しても従来からの防犯効果の高いドアや窓の標準化と併せ、敷地や周辺環境、
地域における防犯上の取り組みも含め総合的に考え、セキュリティシステムの活用、
見通しの良い計画・照明・カメラ・センサー等さまざまな防犯仕様を用意し、
お客様の要望に応じた総合的な防犯対策を考えた住宅を提案しています。
さらに良質なコミュニティを築くことも犯罪防止に大きな効果があると考え、
住民同士のコミュニケーションが生まれやすいまちづくりにも取り組んでいます。
積水ハウスは、今後も安心できる暮らしの提供をめざし、さまざまな視点とレベルにおける
総合的な防犯対策を推進していくことでしょう。
積水ハウスでは「1階のすべての窓と2階のバルコニー部分の窓の
遮熱断熱・防犯合わせ複層ガラスの標準化」や
「玄関ドアと勝手口ドアの1キー2ロックシステムと鎌付き錠の採用」など
住宅の防犯性能の向上やタウンセキュリティをコンセプトとしたまちづくりなどを進めていますが、
これらの取組みを進めるために、その裏付けとなる侵入被害実態調査や人間工学的な視点をもった
防犯研究などを継続的に実施しています。
2007年度は防犯カメラを設置した団地において住民評価の調査を行い、実際の防犯効果に加えて、
心理的な安心感なども調査しました。
また、社外の専門家と一緒に、生垣の防犯上の効果や2階への侵入防止に関する研究などにも
取り組んでいます。
さらに得られた知見を社内で共有化するため、「領域性の確保」「監視・見守り性の強化」
「接近の制御」など、防犯性能を高めるためのキーワードを抽出し、防犯設備の導入のみに留まらず、
住民による自衛力の強化や団地計画のポイントなど幅広い視野で、
まちづくりマニュアルを整備しています。
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